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構造的変化により、インフレは継続する可能性あり

5/14付のReutersの記事を読みました。アメリカ経済は構造的に変化しつつあり、インフレは一時的なものではなく、継続するのではと専門家が解説する内容です。以下要約です。

 

◆要約

・過去4か月平均の消費者物価指数(CPI)の伸長率は2.1%(総合指数)。年率に換算すると6%超。1年前は新型コロナウイルスが感染拡大していたから、という理由だけでは説明できない(エコノミスト)。

・トランプ政権時代からのサプライチェーンの崩壊、(半導体含む)供給制約、(サイバーテロ含む)地政学リスクの上昇など、今のインフレは一時的では済まないと市場も気づいているのでは(エコノミスト)。

・4月のCPIは前年比で、サービス価格が2.5%上昇、対する財価格は4.5%上昇。

・過去、サービス価格の上昇は続いていたが、CPIは2%以下を維持。これは、輸入品の価格が低く抑えられていたから。米中関係悪化を発端に、輸入価格が上昇、CPIの上昇に繋がっている(エコノミスト)。

・中国に対する制裁増税分は、アメリカ国内での販売価格にほぼ転嫁されている(ニューヨーク連銀)。

・4月の中古車価格は前月比10%増。ヘイトクライム含む各種犯罪を避けるため、公共交通機関の利用が減少、中古車の需要が増えている(エコノミスト)。

・今の金融、財政政策は、経済状況に合っていない。大きくかけ離れている。ここまでのものは歴史上初めての事(スタンレー・ドラッケンミラー氏、アメリカの著名投資家)。

・この5か月で製造業価格指数は89.6へ急上昇。これは2008年7月以来の高いレベル(ISM)。

・金融、財政政策により、企業、国民の可処分所得が増えている。そのため、企業の値上げ姿勢も強く、販売価格の上昇が続く状況にある(SMBC日興証券)。

 

サプライチェーンの崩壊、供給制約、地政学リスクの上昇で、販売価格は確かに上昇しています。どれも短期的には解決するとは思えません

 

また、可処分所得上昇もインフレ率上昇を支えています。これらを挙げられると、インフレは継続しそうと感じます。

 

ただ、今の高いインフレ率が継続するかはわかりません。これから出てくる調査結果を待ちたいと思います。アメリカでは、構造的変化が起きているということは頭に入れておきます。

以上

 

◆参考文献

Reuters、"焦点:米国インフレは「一過性」か、見逃せない構造変化の潮流"

https://jp.reuters.com/article/us-inflation-idJPKBN2CV0HD