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今の強気相場は序盤、中盤、終盤と、専門家によって意見が分かれます

5/18付のBloombergの記事を読みました。今のアメリカ株式市場は強気相場です。その強気相場が今どの段階にあるのか、専門家が解説しています。以下、記事の要約です。

 

◆要約

・今のアメリカ株式市場は強気相場。その相場がどの段階にあるのか、おおまかに、①序盤、②中盤、③終盤、と3つの考え方がある。

・今の景気サイクルは特別。過去からある景気拡大とは異なる。不確実性が多く、それに伴い、結果も異なってくる(USバンクウェルスマネジメント)。

消費者物価指数(CPI)、雇用統計含む各種経済指標の予想は難しく、株価も強気シナリオの予想を超え、エコノミスト、ストラテジストは苦労している。

・以下は、現在の相場に関する3つの考え方。

①序盤

・株式発行数は記録的な数値、投資家の気持ちの高ぶりなど、相場がピークに達していることを示す兆候はある。しかし、企業利益から判断すると、強気相場はまだ始まりの段階(シティグループ)。

・20年11月に企業利益は底をついた。つまり、今は相場は回復段階の1年目。今年の企業利益は36%増加する。世界経済の再開が理由(シティグループ)。

・弱気派の意見はあるが、企業のファンダメンタルズをみるとかなり堅。1976年以降、EPSが前年比で25%超成長した時、相場が下落したことはない(下記グラフ1参照)。短期的には主に景気循環株の押し目買いを推奨(シティグループ)。

<グラフ1>MSCI企業のEPS成長率と、同企業の株価パフォーマンス

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 (出典:City Research, DataStream)

②中盤

・今の強気相場は中盤。序盤→中盤への移行が通常よりも早かった。相場の主役も変わっている(モルガンスタンレー)。

・経済再開株の推奨は終了。今は金属、素材、(ヘルスケア、通信サービスの一部
銘柄ような)割高でないグロース株を推奨する(モルガンスタンレー)。

・今は強気相場中盤に入ったところ。この段階では、企業のファンダメンタルズと利益の伸びがより重要になる(ジョン・ハンコック・インベストメント・マネジメント、アメリカの投資管理会社)。

・景気刺激策、大規模金融緩和政策が発動してから1年が経つ。両政策の効果は薄まっていく。強気相場が中盤に入る中、混乱は増えていく(ジョン・ハンコック・インベストメント・マネジメント)。

③終盤

・今の相場はコロナ前と同じサイクルの中にある。S&P500指数の2020年の底値からの回復スピードから判断した(StoneX、アメリカの金融サービス会社)。

・株式の発行数量が大幅増加している。これは、相場が下値に近いところでみられる現象ではない。企業の内部関係者も株式の現金化を進めている。また、通常、強気相場の序盤は、個人投資家が不信感を募らせる傾向にあるが、そうはなっていない(StoneX)。

・私も同意見。今後、利回り上昇が見込まれており、株式市場は難題に直面する。現在のバリュエーションは、一部でドットコムバブル期を超える。今後の株価動向を予想する良い材料になるだろう(トーズコーポレーション、アメリカの資産運用会社)。

・下記グラフ2は、上がアメリカ株の時価総額GDPの比率、下がS&P500企業のPER。現在の水準はドットコムバブル期と同程度。

<グラフ2>S&P500企業のバリュエーション推移

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(出典:Bloomberg) 

 

この中でいうと、私は中盤派です。インフレ率の高まり懸念がなければ、序盤と考えるかもしれません。

終盤派の意見も理解できますが、大規模金融緩和の継続、企業業績の好調さ、世界経済の回復はこれからということを考慮すると、(株価が一時下落することはあっても)株価上昇は今後も続くのではと期待しています。

どのセクター銘柄が主役になるかはわかりませんが、自分が理解できるセクターのもので、その時に支持されていない銘柄を購入していきたいと思います。

以上

 

◆参考文献

Bloomberg、"米国株の強気相場はどの局面にあるのか、ウォール街に3つの見方"

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-05-18/QT9VW0T0G1KZ01