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(サプライチェーンが落ち着く)今年の冬までにはインフレのトレンドが判明する見込み

6/11付の日経新聞の記事を読みました。ティー・ロウ・プライス(アメリカの投資運用会社)で約13兆円を運用するポートフォリオ・マネジャーへのインタビュー記事です。アメリカ株式市場の今、今後について解説しています。以下要約です。

 

◆要約

・銘柄の中には過大評価されている銘柄もあり、投資先選定は慎重になる。

・今の株価上昇は企業のファンダメンタルズが基になっていない。乗り遅れまいとする人々の心理から上昇している。個人投資家の存在が大きい。

機関投資家としても、株価上昇を見過ごしたくないという考えが働く。何か見逃しているのではと考えてしまう。時には不要の投資も。ルールと我慢強さが必要。

・テスラ株は高すぎ。我々は(バッテリー材料など)電気自動車のエコシステム銘柄に注目。

・(アメリカの資産運用会社である)アークインベストメントマネジメントは、2025年にテスラが最大1,000万台の販売台数を達成と見込むが、私は同意しない。達成には工場建設が必要で、それにはかなりの費用と時間がかかる。テスラの将来は明るいが、今の株価は無理な予測が基になっている。

・アークインベストメントマネジメントは素晴らしい。(Youtubeなど)ネットを活用した投資銘柄の分析モデル公開、大半をETFにより運用、ほぼリアルタイムで保有銘柄公開というビジネスモデルが支持されている。

機関投資家は運用資金が増えると苦労する。優良な割安株は多くない。結果、テスラなど流動性の高い株に資金が向かうことになる。

・(SPACなど)いくつかのセクターで株価調整中。個人投資家からの資金流入で恩恵を受けていた銘柄が対象。

長期金利上昇はPERの低下に繋がり、グロース株には不利。しかし今、長期金利は安定、インフレに対する警戒も低下している。サプライチェーン問題が落ち着くであろう今年の冬までには、インフレの動向(インフレが一時的か、中長期的か)が見えてくると考える。

・市場が安定、正常化すれば、景気回復の恩恵を受ける、業績が安定した企業が期待できるのでは。ティー・ロウ・プライスでは(決済関連含む)ビジネスサービス企業への投資を増やしている。

 

自分だけ取り残されたくないので、機関投資家も投資を続けざるを得ないという考え方は、以前にも聞いたことがあります。

株価が上昇を続ける中、投資先を厳選しているという意見もありますが、今の金融緩和方針が変わる時が怖いですね。いつ株価調整が起きてもいいように、心構えだけはしておきます。

記事によると、今年の冬までにはインフレのトレンドがみえてくるとのこと。12月と考えると、あと半年ですね。

アメリカではコロナ後の生活も少しずつ見え始めてきており、次の半年、市場がどのセクターを支持していくのか、関心を持っていきたいと思います。 

以上

 

◆参考文献

日経新聞、"米株覆う「取り残される恐怖」 13 兆円運用者ファス氏"

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN10DP00Q1A610C2000000/