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FRBはテーパリングに関する議論を開始。利上げ時期のさらなる前倒しの可能性も。

6/19付のBloombergの記事を読みました。FOMC後の各種相場の状況、今後の見通しについて解説しています。以下要約です。

 

◆要約

・今回のFOMCの結果は、市場の予想を超えたタカ派寄り。ここまでのトレンドであった(金融緩和、財政出動などのリフレ政策の効果に期待して取引を行う)リフレトレードが巻き戻しされる形に。

・6/18、経済成長、インフレへの期待を背景に上昇していた銘柄が下落し、NYダウ平均も大幅下落。大手ハイテク株が含まれるナスダック100も下落。

・リフレトレードの巻き戻しは続いている。FRBタカ派寄りだと、時には(ハイテク株含む)全資産の下落に繋がる(JOハンブロ・キャピタル・マネジメント、イギリスの投資ファンド)。

・長期国債が買われ、短期国債は売られ、イールドカーブのフラット化(長期、短期の金利差が小さくなる現象)に一気に近づいた。

<グラフ>アメリカの5年、30年国債利回りの対比推移

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(出典:Bloomberg

FRBはテーパリングの開始時期に関する議論を始めた(セントルイス連銀のブラード総裁、FOMCメンバーの1人)。

ブルームバーグ・ドル・スポット指数(主要10外貨に対するドル指数)は4週連続でドルが上昇。利上げが2023年ではなく、さらに前倒しの2022年になる可能性があると、セントルイス連銀のブラード総裁がコメントしたことが影響している。

・2022年への利上げ時期前倒し言及は金先物相場へも波及。利子がないため、金利z上昇の影響を受けない金は下落。

・ニューヨークの原油先物相場は4週連続で上昇。アメリカだけではなく、ヨーロッパ、新興国での需要回復、及びOPECプラスによる供給制限が相場上昇の背景(ゴールドマンサックス)。

 

予想利上げ時期が2023年へ前倒しされただけではなく、2022年への前倒しの可能性もあり、また、テーパリング開始時期の議論も始まったとのこと。状況に変化が出始めました。

仮に、2022年Q4に利上げとなると、もう目の前に迫っているような感覚です。

6/21のNYダウ平均は大きく反発しました。もう調整は終わったのかもしれませんが、個人的にはまだ安心していません。まだ、警戒を続けます。

今朝のテレビ東京のモーニングサテライトで専門家の方が、「テーパリングはすでに株価に織り込まれている。7月のFOMC、及び8月のジャクソンホール会議が最後の調整のポイント」ということを述べられていました。

大幅下落を期待しすぎると、投資の機会を逃してしまうかもしれません。過度な期待はせず、先の2つのイベントへ向け、様子見を続けたいと思います。 

以上

 

◆参考文献

1)Bloomberg、"【米国市況】株が大幅安、利回り曲線平たん化-米金融当局タカ派傾斜"

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-06-18/QUWTTKT0AFB401

2)Money Square、"米長期金利、リフレ・トレードは終わったか"

https://www.m2j.co.jp/report/fundamental-point/10997