7/19付のReutersの記事を読みました。同日のアメリカ株式市場は暴落しました。これに対する専門家の見解が記事になっています。以下要約です。
◆要約
・7/19、アメリカの債券利回りが5か月ぶりの水準まで大幅低下。主要株価指数も同様に大幅下落。新型コロナウイルス(デルタ株)の感染拡大が、経済に悪影響を及ぼすと見込まれているため。以下、専門家の見解。
>>>ボストン・パートナーズ(アメリカの資産運用会社)
・新型コロナウイルス感染拡大に伴うリスクオフ。
・リフレーション(デフレ→インフレへの移行過程)トレードが続くか不透明。
・債券投資家にとって、現在は捉えどころのない状況。金融緩和縮小についても、専門家の間で意見が分かれている。
>>>OANDA(アメリカのオンラインブローカー)
・撤退時期が近いと考える。ただ、低金利はまだ長く続くため、機関投資家によっては投資を継続する可能性あり。
・大幅下落が今回で終わるかはわからない。 株価は変わらず割高、まだ緊張は続いている。
>>>インベスコ(アメリカの資産運用会社)
・株価調整は必ず起こる。今回の下落の要因は、新型コロナウイルスの感染拡大と、FRBによる金融緩和縮小への警戒から。
・強気相場はまだ終わらない。分散を意識しながら、投資を継続するべき。
もう少し下落が続くかなと思いましたが、7/20は大きく反発しました。専門家の間でも意見が分かれています。強気派、弱気派、両方います。
さらなる下落を期待していましたが、仕方がありません(^^; 次の大きな調整を待ちます。
シェブロンやエクソンモービルは原油安から下落したままで、配当率が高く、ちょっと気になっています。
FOMC(7/27~7/28)前の調整を期待していましたが、これで終わりかもしれません。次はFOMC後~ジャクソンホール会議(8/26~8/28)の間の株価調整に期待します。
以上
◆参考文献
Reuters、"米株安・債券高:識者はこうみる"
https://jp.reuters.com/article/us-stock-instantviews-idJPKBN2EP27I