10/31付のバロンズダイジェストの記事を読みました。SBI証券のウェブサイトに掲載されているものです。記事では、メタバースへの投資から恩恵を受けるとみられている企業が挙げられています。以下要約です
◆要約
・2021年4~6月期の決算発表で、メタ(旧フェイスブック)は2022年の設備投資金額を2021年の190億から、290億~340億ドルへ引き上げることを発表。投資分野はメタバース、AI、機械学習。
・投資対象はサーバー、データセンター、ネットワークのインフラ、オフィスなど。これにより、多くの企業が恩恵を受けると見込まれる。ここでは3分野を挙げる。
<ネットワークインフラ>
・アリスタネットワーク(ANET)を多くのアナリストが推奨。同社はネットワーク機器企業。同社のNo.1ユーザーはマイクソフト。No.2がメタとなる。
・同業のシスコシステムズ(CSCO)をエバーコアISIが、シエナ(CIEN)をレイモンドジェームスが、恩恵を受ける企業として追加する。レイモンドジェームスは、メタが増やす設備投資金額のほとんどは、設備、機材に向かうと予想する。
<半導体>
・エヌビディア(NVDA)はAI、機械学習向けにGPU(画像処理半導体)を供給しており、恩恵を受けるだろう(ウェルズファーゴ)。
・AMDはメタをターゲット市場として発表する可能性あり(ウェルズファーゴ)。
・インテル(INTC)、ブロードコム(AVGO)も推奨する(ニューストリートリサーチ)。
<ストレージ>
・クラウドはサーバー、ストレージ、ネットワーク機器から構成される。ストレージ分野ではシーゲートテクノロジー(STX)、ウェスタンデジタル(WDC)が恩恵を受ける(ウェルズファーゴ)。
メタの2021年7~9月期決算発表以降、メタバースに関する記事を意識するようになりました。
ここで挙げられている銘柄はすでに株価が上昇していると思いますが、名前だけは頭に入れておきます。
アリスタネットワーク(ANET)、シーゲートテクノロジー(STX)、ウェスタンデジタル(WDC)については、私は名前くらいは知っているというレベルです。シエナ(CIEN)は初めて聞いたような気がします。各企業の商品構成は理解していないので、また調べてみたいと思います。
メタバースそのものよりも、サーバー、ストレージ、ネットワークの方に今回の記事を読んで関心を持ちました。これらの分野はこれからも成長が期待できそうです。
また、これらの設備が売れるということは半導体も売れます。
この記事で挙げられた分野は中長期的に期待できそうです。恩恵にあずかるため、関連銘柄への投資は続けていきたいと思います。
以上
◆参考文献
SBI証券、バロンズダイジェスト21年10月31日号、"10.今週の予定"
https://global.sbisec.co.jp/Fpts/tsj/invInfTop/toUsAnaReport