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12/14~12/15のFOMCの結果に対する専門家の見解は?

12/16付のReutersの記事を読みました。12月のFOMCが終わり、FRBは22年3月に債券買いプログラムを終了、また、22年末までに3回の利上げ、上げ幅は各0.25ポイントとする方針であることを発表しました。今回のFOMCの結果に対する専門家の見解が記事になっています。以下要約です。

 

◆要約

<Manulife Investment Management、資産運用会社>

・テーパリング(段階的な金融緩和縮小)を加速することで、インフレも抑制される。その結果、利上げ計画が見直しされ、2022年の利上げ回数の見直しとなる可能性も。

・テーパリングは長期金利の下げに繋がり、ハイテク銘柄、公益銘柄が支持される。

<Oxford Economics、助言会社>

タカ派寄りの結果だが想定内。先の宣言通り、インフレは「一時的」という表現が消えた。労働市場は回復中。FRBは、次はインフレ率に集中。次の数か月で利上げの準備を行うだろう。

FRBの見通しはバランスが良い。そのため、金融緩和縮小が大規模になることはないだろう。2022年、成長率はやや強め。しかし、中期的には下落基調のため、イールドカーブのフラット化(長短金利差の縮小)が進む可能性あり。

<Fitch Ratings、格付会社>

・インフレは一時的ではないことがデータで示され、FRBは2022年夏以降の利上げ計画を発表。2021年9月時点、FOMCメンバーの半数が2022年の利上げを支持。しかし今回は、同メンバーの全員が同年の利上げを推奨。

・2%超のインフレがある程度継続しているとFRBは説明。つまり、過去のインフレ率が低下した分は、全て挽回したとFRBは考えていると予想。

<Principal Global Investors、イギリスの資産運用会社>

消費者物価指数は7%近くまで上昇率が高まっており、今回のFRBの判断は想定内。

・2年間で6回の利上げを現段階でFRBは想定。この環境の変化にアメリカ経済が耐えられるか、懸念する専門家も。

・2004年から2006年の間、FRBは利上げを17回実施。この結果から、次もアメリカ経済は乗り切れると我々は判断する。

<ナティクシス、投資銀行>

FRBのテーパリング加速の判断、これは22年3月末以降、いつでも利上げを始められる環境を求めたため。

 

残念ですが、予想通りFOMCが終わっても株価調整は起きませんでした。

想定内の結果ですが、ついこの間までインフレは一時的と言っていたので、急な方針変更に驚きがあるのが正直なところです。それでも、12/15の株式市場に混乱はありませんでした。(専門家の言葉を借りると)それだけFRBは、市場とのコミュニケーションをうまく進めているということでしょうか。

(少なくともパウエル氏がFRB議長を務めている間は)FOMCの結果により、株価調整が起きることを期待するのは止めようと思います。

いつ追加投資するかまだ決めていませんが、目先は年末年始の株価動向に注目します。

以上

 

◆参考文献

1)Reuters、"FRB、22年に3回利上げ想定:識者はこうみる"

https://jp.reuters.com/article/fomc-instantviews-idJPKBN2IU25L

2)SMBC日興証券、初めてでもわかりやすい用語集、"フラット化/フラットニング"

https://www.smbcnikko.co.jp/terms/japan/fu/J0415.html