12/27付のBloombergの記事を読みました。JPモルガンが顧客へ提示したレポートの内容が記事になっています。アメリカ株の上昇はまだ続く、心配する必要はないとJPモルガンは主張しています。以下、記事の要約です。
◆要約
・投資家は今、株式への投資をかなり控えている。そのため、さらに株価が下落するとは考えにくい。逆にこれからかなりの買戻しが期待できる(JPモルガン)。
・投資家は弱気すぎ。金融緩和縮小、及びオミクロン株を織り込みすぎ(JPモルガン)。
・S&P500指数の最高値更新が続いている。今は大型株の一部がさらに平均株価を上げる(下記グラフ参照)。
<グラフ>S&P500指数の構成比率トップ5
(出典:Bloomberg)
・景気回復のピークは過ぎ、金融緩和は縮小中、次は株価調整が来ると考えるファンドマネージャーもいる。
・今の特定銘柄への資金集中は市場に注意を促しているだけ。売りが近いわけではない。投資家は超大型銘柄へ資金を避難させている(JPモルガン)。
・現在、一部の特定銘柄のみが大きく上昇しているが、大幅調整が迫っているわけではない(ゴールドマンサックス)。
JPモルガンからみると、私も弱気派の1人です。(株価は上昇基調と考えますが)さすがにもうすぐ大幅調整が来るんじゃないかと、たびたび思っています(^^;
JPモルガンが言うように投資家が弱気すぎなら、今の株価水準からまだまだ上昇が期待できそうです。ただでさえ、最近も株価の上昇が続いているので、少々怖くなってきます(^^;
私はひとまず3月までは様子見を続けようと思います。その頃、利上げ開始時期が見えていたら追加投資を考えます。その時期がまだ不透明であれば、様子見を継続すると思います。
以上
◆参考文献
Bloomberg、"米国株の調整近いと恐れるな、投資家は弱気過ぎる-JPモルガン"
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-12-27/R4RTGVT0G1KW01