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年明け早々のアメリカ株式市場、セクター間で資金移動が始まっています

1/5、1/6付のBloombergの記事を読みました。22年1月第1週目のアメリカ株式市場の動向について解説しています。以下要約です。

 

◆要約

・1/3~1/4のアメリカ株式市場では、バリュー株がグロース株をパフォーマンスで大きく上回る。1995年以降では最大の差異(下記グラフ1参照)。

<グラフ1>その年の初めの2日間におけるRussell 1000 Valueとグロース株のパフォーマンス差異

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(出典:Bloomberg

・1/4はエネルギー、金融銘柄が買われ、ソフトウェア、インターネット関連銘柄が売られた。

・今回のローテーションが進行するのと並行し、アメリカ国債金利も上昇。資金調達費用が上昇しているため、高PERのグロース株への投資方針を投資家は見直し中。

・一方、金利上昇は景気拡大が期待できるため、景気敏感株への支持が高まる可能性あり。

・今回のローテーションは部分的に、金利上昇が誘発した可能性もあるだろう。今後、テクノロジー銘柄には株価の下押し圧力懸念がある(オッペンハイマーアメリカの投資銀行)。

・高PERのテクノロジー銘柄が下落していくことを想定し、顧客へは経済再開が追い風となるバリュー株への投資を推奨している(ウェルズファーゴセキュリティーズ、モルガンスタンレー)。

・1/4、アメリカ10年国債の実質利回りは-0.98%に、同名目利回りは1.65%に上昇。これは、オミクロン株の感染者が拡大する中、景気回復への期待が強まっていることを意味する。

・年明けの株式市場では、アメリカ国債利回りの上昇に伴い、高PER銘柄が売られ、セクター間での資金移動が進んでいる。これは数年ぶりの規模。

・実質利回り上昇が続けば、高PERのグロース株、テクノロジー株はさらに下落する(ウェルズファーゴ)。

<グラフ2>10年国債利回りとグロース株、経済再開銘柄の相関

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(出典:Bloomberg

 

年明け早々に調整が起きたらいいなと期待していたので、今回の銘柄間での資金移動は冷静に見ていられます。

私のポートフォリオもテクノロジー銘柄の株価が下落し、経済再開銘柄、ディフェンシブ銘柄の株価が上昇しています。

今上昇している銘柄を買うつもりはなく、逆に下げている銘柄に関心があります。テクノロジー株で大きく下げるものが出てくれば、購入も検討したいと思います。

また、利上げ時期前倒しの見通しが今後高まってくる可能性がありますので、次回のFOMC(1/25~1/26)に向け、市場動向に注目したいと思います。

以上

 

◆参考文献

1)Bloomberg、"モルガンSやウェルズFが予測、今年はセクターローテーション加速"

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-01-05/R58VS8T0AFB401

2)Bloomberg、"バリュー投資家の期待膨らむ-年始のローテーションは95年以来の盛況"

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-01-05/R57HY2T0AFB401