アメリカ株への投資を簡単に理解できるブログ

アメリカ株への株式投資で副収入を得る方法を、わかりやすく簡単に理解できるブログを目指します。

利上げに伴う株価下落はあと数か月続きそうです

1/28付のReutersの記事を読みました。今後のFRBによる利上げとアメリカ株への影響について解説しています。以下要約です。

 

◆要約

FRBは21年11月にテーパリング(段階的な金融緩和縮小)を開始、同年12月にはテーパリング終了時期の前倒しを発表、22年1月は利上げ開始時期の前倒しを発表した。市場からみると、FRBタカ派寄りになっているようで、アメリカ株下落に繋がっている。

・多くの市場参加者の今後の見通しは楽観的。しかし、(例えばFRBがさらにタカ派姿勢を強めるなどして)楽観的な見通しが崩れる出来事が起これば、株価下落は続く。

ウクライナ情勢含む地政学リスクが影響する原油高の動向が、インフレの進行度合いにも大きく影響する。原油高が続けば1~2回の利上げは効果がない可能性あり。

FRBは、インフレがこれ以上進行しない「中立金利」まで利上げを早く進めたい、金融緩和を早く終了させたいと考えているはず。

・中立金利を2%と仮定し、3月以降の全てのFOMCで25pbの利上げを決定すると(2022年の利上げ回数は7回)、2023年初期までに2%を達成する。これが現実となると、株式市場へはサプライズとなる。

・今年の11月に中間選挙がある。バイデン大統領はインフレ抑制を歓迎する。しかし、FRBの利上げペースが遅くなると、同選挙までにインフレ抑制の結果は出ない。

・バイデン政権が推進するインフラ投資法案が実行されると、インフラはさらに進行するだろう。そのため、より積極的な利上げが必要になる。

FRBの利上げにより、アメリ長期金利は上昇基調へ。社債利回り上昇→設備投資意欲減退、住宅ローン金利上昇→住宅購入意欲減退という構図も平行して働く。

ハト派であるFRBパウエル議長の意向が影響し、FRBは市場の想定よりも急速に金融引き締めに動く必要が出てきた。結果、株価の下落、長期金利の上値は重くなり、また、ドル高円安の動きも停滞する。

・2022年前半はこの状況が続くだろう。FRBタカ派度合いの見極めが難しい。これまで極端な金融緩和が続いていたので、それを急に正常化しようとすると無理が出てくる。アメリカ株式市場が安定するまで時間を要する。

アメリカ企業の収益成長は好調。アメリカではオミクロン株の感染拡大もピークアウト。経済は拡大していくので、今の混乱を乗り越えれば先は明るい。

 

今年に入り始まった株価調整はひとまず終わったようにみえますが、2022年前半はこの状況が続くのではと筆者は考えています。

記事では今後予想される展開を解説しており、どんな情報に関心を持っておいた方がよいのか、参考になりました。

1/31~2/1は主要3指数、何れも上昇しました。1月のFOMC後、FOMC当局者が株式市場を落ち着かせるためか、利上げに関する発言を続けています。このまま株価が落ち着き、また上昇基調に戻るかもしれません。

目先は、1月の各種経済指標が発表された後の株価動向に注目したいと思います。

以上

 

◆参考文献

Reuters、"コラム:長期化しそうな米利上げショック、その先に見える明るい展望=熊野英生氏"

https://jp.reuters.com/article/column-hideo-kumano-idJPKBN2K20J9