22年1月末時点の銘柄毎のリターンです。「持ち株の評価額と受け取り済み配当金(税引前)を足したもの」を「取得金額」で割っています。
◆銘柄毎のリターン
銘柄 |
取得金額 |
現在値+配当金 |
リターン |
先月比 |
APPL |
$16,800.00 |
$56,708.00 |
237.55% |
-5.31 |
AVGO |
$9,141.99 |
$20,266.29 |
121.68% |
-27.23 |
HD |
$6,084.87 |
$12,705.66 |
108.81% |
-26.05 |
$8,896.40 |
$16,931.70 |
90.32% |
-12.77 |
|
MA |
$8,709.12 |
$16,428.96 |
88.64% |
13.05 |
PG |
$8,713.92 |
$16,312.63 |
87.20% |
-3.45 |
USB |
$4,646.40 |
$8,024.28 |
72.70% |
7.05 |
V |
$8,667.60 |
$14,261.55 |
64.54% |
6.77 |
VOO |
$13,470.63 |
$21,714.70 |
61.20% |
-8.66 |
MCD |
$8,641.44 |
$13,230.24 |
53.10% |
-4.79 |
CSCO |
$4,711.50 |
$6,481.44 |
37.57% |
-17.42 |
ABBV |
$4,162.80 |
$5,579.60 |
34.03% |
1.43 |
JNJ |
$8,631.50 |
$11,291.71 |
30.82% |
0.86 |
$4,901.20 |
$6,210.00 |
26.70% |
-23.67 |
|
MRK |
$8,749.20 |
$11,020.68 |
25.96% |
7.58 |
CVX |
$4,302.00 |
$5,414.00 |
25.85% |
13.00 |
CDNS |
$4,931.26 |
$5,781.32 |
17.24% |
-26.36 |
TSM |
$4,400.00 |
$4,962.55 |
12.79% |
2.56 |
AMAT |
$4,992.00 |
$5,417.10 |
8.52% |
-14.98 |
ASML |
$5,040.00 |
$5,434.27 |
7.82% |
-18.88 |
MO |
$11,299.20 |
$11,749.76 |
3.99% |
7.46 |
LRCX |
$4,850.32 |
$4,753.76 |
-1.99% |
-21.07 |
INTC |
$4,507.08 |
$3,540.23 |
-21.45% |
-4.22 |
23銘柄中、14銘柄のリターンが下落しました。メルクからスピンアウトされたオルガノン(OGN)はメルクの中に含めて算出しています。
以下、主要株価指数です。ナスダックが突出して下落しています。
|
NYダウ平均 |
S&P500 |
ナスダック |
12月31日 |
$36,338.30 |
4,766.18 |
15,644.97 |
1月31日 |
$35,131.86 |
4,515.55 |
14,239.88 |
先月比 |
-$1,206.44 |
-250.63 |
-1,405.09 |
先月比(%) |
-3.32% |
-5.26% |
-8.98% |
1月は初旬から1/27まで下落が続きました。金融緩和縮小の前倒し観測、アメリカ長期金利の上昇、アメリカ原油先物価格上昇からのインフレ警戒などが背景にあります。特に、利上げ加速への警戒からPERの高いテクノロジー銘柄が売られました。
また、テクノロジーセクターから景気回復セクターへの資金移動も起こっています。1/28以降は、それまで売られ過ぎたのか、株価は上昇基調です。
リターンの下げ幅が大きかったのはブロードコムで、先月比-27.23ポイントです。固有のニュースはなく、テクノロジー銘柄からの資金流出が影響しています。
ブロードコムだけでなく、1月は半導体関連銘柄が大きく下げました。私の保有銘柄では、半導体設計ソフトのケイデンスデザインシステムズ(-26.36ポイント)、シノプシス(-23.67ポイント)、ラムリサーチ(-21.07ポイント)、ASML(-18.88ポイント)、アプライドマテリアルズ(-14.98ポイント)が大きく下げています。
ホームデポも先月比-26.05ポイントと下げました。PERが高かったせいか、同銘柄から資金が流出しました。12月のアメリカ小売売上高が市場予想を大きく下回ったニュースも影響しているようです。
シスコシステムズのリターンは先月比-17.42ポイントです。ゴールドマンサックスが同社の格付けを中立へ引き下げています。同銘柄の株価がターゲットプライスに近いこと、また、同社のファンダメンタルズの見通しが市場予想と一致しているからとのこと。
一方で上昇した銘柄もあります。マスターカードは先月比+13.05ポイントです。同社は1/27に四半期決算を発表し、EPS、売上共に市場予想を上回りました。
同業のビザも+6.77ポイントと上昇しました。こちらも1/27に四半期決算を発表、EPS、売上共に市場予想を上回りました。Evercore ISIは同社のターゲットプライスを引き上げました。国際間取引の回復、及びカード決済額が予想を超えたことが主な理由です。
また、このビザの決算発表を受け、マスターカードの株価も1/28に大きく上昇しました。
シェブロンは先月比+13.00ポイントです。株価は1月、上昇基調で推移しました。原油先物価格上昇の恩恵を受けています。また、ウェルズファーゴが同銘柄の格付けを買いに引き上げています。同社経営陣による次世代エネルギー事業への移行の公約と、過去5年間の増配率が業界で最高水準であることを理由に挙げています。
その他、メルク(+7.58ポイント)、アルトリア(+7.46ポイント)、USバンコープ(+7.05ポイント)なども上昇しました。テクノロジー銘柄以外が支持されています。
◆全銘柄合計のリターン(起点は18年11月1日)
全銘柄合計したリターンは+67.93%でした(S&P500指数は+66.52%)。S&P500指数のリターンはMorningstarのサイト(下記URL)を使い調べています。 https://quotes.morningstar.com/indexquote/quote.html?t=0P00001G7J
リターンは先月から5.8ポイント低下しました。半導体関連銘柄のリターンが大きく下げたので、S&P500指数との差がまた開くかなと思いましたが、逆に少し上回りました。
今回はこういう結果になりましたが、またS&P500指数のリターンを下回る時が来ると思いますので、S&P500 ETFの構成比率を高めるという方針は変えません。
1月は結構株価が下落しましたが、追加投資は見送りました。今年はまだ下がるかもと勝手に期待してます(^^; 現金比率20%に向け、引き続き資金積み増しに努めます。
以上
◆参考文献
1)日本経済新聞、"NYダウ続落201ドル安 消費関連や金融株に売り"
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN00001_V10C22A1000000/
2)Seeking Alpha、"Cisco downgraded at Goldman Sachs as stock approaches target"
https://seekingalpha.com/news/3789102-cisco-downgraded-at-goldman-sachs-as-stock-approaches-target
3)Seeking Alpha、"Why is Visa stock rising today? Fiscal Q1 earnings beat, strong guidance"
4)Seeking Alpha、"Mastercard stock edges down as January data moderates from H2 2021"
5)Seeking Alpha、"Wells Fargo 2022 Energy picks - CVX, SU, MUR up; OXY down; BP double downgrade"