アメリカ株への投資を簡単に理解できるブログ

アメリカ株への株式投資で副収入を得る方法を、わかりやすく簡単に理解できるブログを目指します。

機関投資家、2022年のアメリカ経済の成長率見通しを引き下げています

2/1付のCNBCの記事を読みました。2022年のアメリカ経済の見通しについて、専門家の見解が掲載されています。以下要約です。

 

◆要約

・2021年のアメリカ経済は、1984年以降では最も速いペースで成長した。在庫を大規模に積み増し、また、消費者は現金を多く持っていたことが背景にある。しかし、2022年は同様のことが期待できない。

・2022年はほとんど成長できない兆しが見え始めている。昨年からのオミクロン株感染拡大、景気刺激策による追い風は減退し、エコノミスト達はGDPの見通しを見直さざるを得ない状況にある。

アメリカ経済は減速の最中にある。景気後退ではない。ただ、FRBがあまりに積極的に金融引き締めを進めるなら後退する(National Economic Councilの元チーフエコノミスト、Natixisの現チーフエコノミスト)。

・2021年Q4のGDP成長率は6.9%。この内、在庫積み増し分が4.9%を占める。2021年Q3のGDP成長率2.3%に至ってはほとんどが在庫積み増し分。

・ISM製造業景況感指数(2/1に発表)は回復中だが、回復ペースは落ちている。

・在庫水準はほぼ適正値まで回復。財政、金融政策からの向かい風は強くなってきており、今年の成長はかなり弱々しいものになる(Moody’s Analytics)。

・ゴールドマンサックスは2022年Q1の成長率を2%から0.5%へ下方修正。2022年のGDP成長率も3.2%へ下げ。市場の見通しは3.8%。

・2022年の成長率は急減速するだろう。財政支援が縮小され、短期的にはオミクロン株の影響でサービスへの支出が減少し、サプライチェーン問題が長引く(ゴールドマンサックス)。

バンクオブアメリカは2022年Q1の成長率を4%から1%へ下方修正。2022年のGDP成長率は4%から3.6%へ下げ。オミクロン株、在庫積み増し需要の減少、財政支援の縮小、金融引き締めが理由。

アメリカ政府が推し進めるインフラ投資法案により、2022年のGDPは0.15~0.20%押し上げられる。縮小前の同法案であれば、0.5%が見込めた(バンクオブアメリカ)。

ウォール街の見通しだと、今年の利上げ回数は5回、上げ幅は各25bp。6回利上げの確率は31%。もし、7回利上げが実現すれば、ウォール街の見通しよりもかなりタカ派よりなものになる(バンクオブアメリカ)。

Fedはインフレ対策にあまり積極的になりすぎないよう注意が必要(Moody’s Analytics)。

 

2022年のアメリカ経済の成長にはあまり期待しない方が良いという見解は、昨年読んだ記事でも見かけてきました。

今回読んだ記事によると、さらに成長率が下がるとのこと。インフラ投資法案の規模が小さくなり、金融引き締めが強くなる見通しがあり、オミクロン株感染拡大、在庫積み増し需要の減少という背景があります。

昨年の時点で、2022年のアメリカ株式市場のリターンは期待できないと言われていて、

成長率見通し引き下げの背景があると、昨年のような上昇基調に再び戻るとはちょっと考えにくいです。2022年、さらに期待度を下げてアメリカ株式市場を見ていきたいと思います。

以上

 

◆参考文献

CNBC、"After a huge year for growth, the U.S. economy is about to slam into a wall"

https://www.cnbc.com/2022/02/01/after-a-huge-year-for-growth-the-us-economy-is-about-to-slam-into-a-wall.html?&qsearchterm=after%20a%20huge%20year