22年2月末時点の銘柄毎のリターンです。「持ち株の評価額と受け取り済み配当金(税引前)を足したもの」を「取得金額」で割っています。
◆銘柄毎のリターン
銘柄 |
取得金額 |
現在値+配当金 |
リターン |
先月比 |
APPL |
$16,800.00 |
$53,687.20 |
219.57% |
-17.98 |
$8,896.40 |
$20,655.40 |
132.18% |
41.86 |
|
AVGO |
$9,141.99 |
$20,317.77 |
122.25% |
0.56 |
PG |
$8,713.92 |
$15,958.37 |
83.14% |
-4.07 |
HD |
$6,084.87 |
$11,017.71 |
81.07% |
-27.74 |
MA |
$8,709.12 |
$15,371.40 |
76.50% |
-12.14 |
USB |
$4,646.40 |
$7,806.48 |
68.01% |
-4.69 |
V |
$8,667.60 |
$13,638.45 |
57.35% |
-7.19 |
VOO |
$13,470.63 |
$21,085.87 |
56.53% |
-4.67 |
ABBV |
$4,162.80 |
$6,071.20 |
45.84% |
11.81 |
MCD |
$8,641.44 |
$12,525.60 |
44.95% |
-8.15 |
CSCO |
$4,711.50 |
$6,492.64 |
37.80% |
0.24 |
CVX |
$4,302.00 |
$5,920.80 |
37.63% |
11.78 |
$4,901.20 |
$6,247.80 |
27.47% |
0.77 |
|
JNJ |
$8,631.50 |
$10,820.79 |
25.36% |
-5.46 |
MRK |
$8,749.20 |
$10,559.88 |
20.70% |
-5.27 |
CDNS |
$4,931.26 |
$5,754.34 |
16.69% |
-0.55 |
ASML |
$5,040.00 |
$5,348.75 |
6.13% |
-1.70 |
AMAT |
$4,992.00 |
$5,261.88 |
5.41% |
-3.11 |
MO |
$11,299.20 |
$11,828.48 |
4.68% |
0.70 |
TSM |
$4,400.00 |
$4,337.75 |
-1.41% |
-14.20 |
LRCX |
$4,850.32 |
$4,525.20 |
-6.70% |
-4.71 |
INTC |
$4,507.08 |
$3,460.71 |
-23.22% |
-1.76 |
23銘柄中、16銘柄のリターンが下落しました。メルクからスピンアウトされたオルガノン(OGN)はメルクの中に含めて算出しています。
以下、主要株価指数です。2か月連続で3指数揃っての下落です。先月とは違い、どの指数も同じくらいの割合で下げています。
|
NYダウ平均 |
S&P500 |
ナスダック |
1月31日 |
$35,131.86 |
4,515.55 |
14,239.88 |
2月28日 |
$33,892.60 |
4,373.94 |
13,751.40 |
先月比 |
-$1,239.26 |
-141.61 |
-488.48 |
先月比(%) |
-3.53% |
-3.14% |
-3.43% |
2月初旬は、企業の四半期決算内容や、市場予想を超えた1月のアメリカ消費者物価指数(CPI)などに株価は主に反応しました。中旬以降はウクライナ情勢の影響を受けています。
リターンの下げ幅が大きかったのはホームデポで先月比-27.74ポイントです。2/22、同社は四半期決算を発表、EPS、売上共に市場予想を上回りました。しかし、2022年の見通しが、売上成長率がわずかである点と、営業利益が前年と同水準であったことが嫌気されたようです。
アップルは先月比-17.98ポイントです。2月中旬以降、じわじわ下げています。ウクライナ情勢の悪化から、ハイテク銘柄から資金が流出しています。
台湾セミコンダクターマニュファクチャリングは先月比-14.20ポイントです。ロシアがウクライナに侵攻したように、次は中国が台湾に何か仕掛けるのではと市場では懸念されており、同銘柄が売られています。
マスターカードは先月比-12.14ポイントです。2月に入り、株価は下落基調です。PERの高い銘柄として売られているようです。
リターンが上昇した方はニュートリエンで、先月比+41.86ポイントと大きく上げています。最高値更新を続けている肥料の小売価格の上昇がさらに続くと見込まれています。アメリカ、EUなどの(肥料輸出国である)ベラルーシに対する制裁継続、(世界No.1の窒素供給国である)ロシアへの制裁から、肥料の供給網の破壊に繋がる可能性があるとみられています。
アッビィは先月比+11.81ポイントです。昨年12月以降、上昇基調です。動きは目立たないですが、徐々に上げています。インフレが進む中、配当銘柄購入を推奨する機関投資家がいますので、同銘柄も配当銘柄として支持されているのかなと推測します。原油先物価格の上昇から株価を上げたシェブロン(+11.78ポイント)と同水準の上げ幅でした。
◆全銘柄合計のリターン(起点は18年11月1日)
全銘柄合計したリターンは+64.66%でした(S&P500指数は+61.30%)。S&P500指数のリターンはMorningstarのサイト(下記URL)を使い調べています。 https://quotes.morningstar.com/indexquote/quote.html?t=0P00001G7J
リターンは先月から3.27ポイント低下しました。S&P500指数と同水準を保ってます。ニュートリエンの株価が大きく伸びたおかげです。
ロシアのウクライナへの侵攻から、株価が大きく下落するのではと期待していましたが、予想は大外れで、2月も追加投資せず終えました。
各国がロシアに制裁を科すことにより、インフレがさらに進むことが想定されています。一方で、市場が予想する2022年のFRBによる利上げ回数は、以前より減っています。
個人的には今後の株価動向が予想しにくい状況にありますので、様子見を続けようと思います。
以上
◆参考文献
1)Marketwatch、Barron's、"Home Depot Stock Dips Despite Earnings Beat and Dividend Hike"
2)Marketwatch、Barron's、"Ukraine Invasion Sends Chill Through TSMC Shares"
3)Seeking Alpha、"Mosaic, CF top S&P leaderboard as potential potash supply crunch looms"
4)Seeking Alpha、"CF Industries rallies to record as Russian invasion threatens fertilizer supply"