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FOMC後、株価は大幅上昇。専門家の見解は?

3/17付のReutersの記事を読みました。3/15~3/16のFOMCが終わりました。FRBは市場の予想通り、25bpの利上げを決定しました。FRBの発表内容に対する専門家の見解が記事になっています。以下要約です。

 

◆要約

<キルター・インベスターズ>

・イギリス中央銀行はすでに利上げ開始、懸念が残る新型コロナウイルス、中国複数地域でのロックダウン、ウクライナ紛争と様々な影響がある中、FRBの市場に対するコミュニケーションは素晴らしかった。

・先の懸念事項はFRBでは解決できない。将来、金融緩和が再度必要になる時期が来る。それまでにFRBは、今の金融緩和状態を元に戻す必要あり。

<ナティクシス>

・2022年に7回利上げすることはFRBの選択肢の1つ。FRBは利上げに積極的。これが実行されれば失業率は増え、景気後退の可能性も。

FRBが積極的に利上げすれば、金利は中立水準よりもかなり高くなる。経済成長率が鈍化する今、FRBが積極的に利上げできるとは考えにくい。

<キャピタル・エコノミクス>

FRBは25bpの利上げを決定。2022年、残り6回の全てのFOMCでも25bpの利上げを決定すると見込まれる。ウクライナ紛争、中国での新型コロナウイルス起因による規制再強化にも関わらず。

FRBは継続的にFF金利誘導目標を引き上げる姿勢。今回のFOMCで同目標は1.75~2.00%となった。

・2023年、(中央予測では)開催されるFOMCの半数で25bpの利上げが決定される見込み。これが実現すると、2023年末のFF金利誘導目標は2.75~3.00%。2.4%の中立金利(緩和的でも引き締め的でもない金利)よりも高い。FRBタカ派寄り姿勢が見受けられる。

<大和証券>

・今回のFOMCが終わったことで視野が広がる。さらなる株価下落は考えにくい。

FRBの発表内容はタカ派寄り。25bpの利上げ、2022年は7回の利上げを想定していることは市場の想定内。しかし、2023年の3~4回の利上げ見込みは市場の想定外。

・利上げ自体は株価を支えるものではない。しかし、FRBの発表は市場にあった不透明感を緩和し、株価にプラスに働く。パウエル議長はアメリカ経済に対し強気。この点も株価大幅上昇に繋がったのでは。

・資産縮小は、開始時期、対象資産、ペース、何れも不透明。これから発表されるFOMC議事要旨からヒントを探りたい。議事要旨公開により金利が動揺した場合、株価下落に繋がる可能性も。

 

タカ派寄り、多少のサプライズ、肯定的というのが、FOMCの結果に対する専門家の見解でした。

3/15以降、アメリカ株式市場は主要3指数そろって上昇しています。特にFOMCが終わった3/16は大きく上昇しました。今回の結果でここまで上昇するとは個人的には予想外でした。

記事で解説されているように、市場にあった不透明感が緩和され、パウエル議長がアメリカ経済に対し強気だからでしょうか。

これから株価は上昇基調になるかもしれませんが、私は警戒を続けたいと思います。戦争後の世界経済、及びインフレの動向が懸念として残ります。

以上

 

◆参考文献

1)Reuters、"FOMC利上げ転換:識者はこうみる"

https://jp.reuters.com/article/idJPKCN2LD2DN

2)iFinance、金融経済用語集、"中立金利"

https://www.ifinance.ne.jp/glossary/market/mar295.html