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戦争後の世界、「最適生産システム」の見直しも

3/10付のReutersの記事を読みました。ロシア、ウクライナ間の戦争が終了した後の世界について記事は解説しています。以下要約です。

 

◆要約

・今日の国際ルールは、力で現状を変えることを認めない。今回、ロシアはこのルールを破った。ロシア、ウクライナ間の戦争後も、ロシアに対する制裁は強まり、世界経済の分断が継続する可能性あり。

・ロシアはパラジウムの世界需要の4割を生産、供給する。パラジウムは、自動車が排出するガス処理向け触媒に使用される。ウクライナはネオンの世界需要の7割を生産、供給する。ネオンは半導体生産に使用される。

・両国からの出荷が遅延、停止となれば、最終製品の生産遅延、値上げに繋がる。

・世界各国はこれまで「最適生産システム」を採用してきた。同システムでは、世界中の国から再安価で材料を調達し、労働力が再安価な国で生産する。今回の戦争でこのシステムの崩壊が始まった。

・今回のようにシステムが止まるようなことがあれば、最適生産システムを構築しても、逆に高くつくことになる。安全重視、結果的に損失最小化を目指すことが今後広まるのでは。

・非資源国である日本はかなり厳しい状況に置かれることになる。日本の22年1月の経常収支は1兆1887億円の赤字。これは過去2番目の規模。また、同月の原油輸入額も急増しており、前年同月比で+84.6%。

・経常収支が赤字、さらに恒常的になると、大きな財政赤字を抱える日本に対する市場の目は厳しくなる。

・3/12に発表となった日本の2021年Q4のGDPは、前年同期比+1.1%。同時期のGDI(国内総所得)は前年同期比+0.5%。これは交易条件が悪化したためで、豊かさが薄まっていることを示す。これが日本の今後のトレンド。

・このトレンドに抗うには、世界市場でも値上げできるものを開発、供給していくしかない。

 

記事で解説されているように、戦争後の世界がどうなっていくのか私も不安です。

今まで当たり前だった「最適生産システム」が見直しされることになると、世の中が大きく変わります。

少し前、米中対立が激化している時、世界の経済システムが2分するという話もありました。

まさかそんなことはないだろうと思っていましたが、欧米有名企業のロシアからの事業撤退報道をみていると、現実味が増しました。

戦争後、元の世界に戻るのが1番ですが、どうなるかわかりません。この記事で書かれていることが現実になる可能性もありますので、心の準備だけはしておきたいと思います。今後の銘柄選びの際にも考慮します。

以上

 

◆参考文献

Reuters、"コラム:ロシア侵攻で世界「最適生産」終焉、日本に資源高の負担増"

https://jp.reuters.com/article/idJPKBN2L70OB