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世界経済は"war-cession"に突入する見込み。供給、成長の悪化が株式市場へ影響する可能性あり。

4/11付のCNBCの記事を読みました。Independent Strategy(ロンドンの投資サービス会社)のプレジデントであるDavid Roche氏のインタビュー記事です。同氏は、warとrecessionを合わせた"war-cession(ウォーセッション)"という造語を使い、現在の世界経済について解説しています。以下要約です。

 

◆要約

・世界経済は"ウォーセッション"に突入しそう。市場はウォーセッションの期間を軽く見過ぎている。

・ロシアによるウクライナ侵攻、インフレ進行、利上げ、中国での新型コロナウイルス感染拡大による供給網の破壊など、同時に起こる様々な課題に市場は対応する必要がある。

・制裁を減らすため、プーチンウクライナからの撤退を取引に使うことはない。制裁は残る。ヨーロッパは景気後退に陥るだろう。制裁は強化され、完全なエネルギー輸入禁止に向かう。

・投資家は政治と市場をもはや分けることはできない。

・(食料、エネルギー、金属などは)供給側にかなりの打撃がある。これは継続する。同時に世界はインフレ、利上げに対処する必要あり。また、中国での新型コロナウイルス感染拡大により、同国の供給網は破壊。人々は語っていないが、世界の供給網に明らかに影響がある。

・株式市場への影響もかなり大きい。歴史的に、高いインフレ率は急には下がらない。経済成長が遅いため。

・通常の景気後退時、供給と需要は下がり、インフレ率も低下する。ウォーセッション時、コスト、インフレ率は上昇し、供給は下がる。

労働市場コモディティ価格でコスト上昇は見受けられる。これは続くだろう。中央銀行がインフレ率抑制と成長の間を取る、とても変わった状況に我々は直面している。

・今後数年間の内に危機を脱するだろうという政策金利の話は、時期尚早。

・供給、成長が極端に痛みを伴う時、もちろん供給、成長は後退する。これは株式市場が想定するよりも、かなり後に起こると考える。

 

ロシアとウクライナはそう遠くないうちにどこかで停戦するのではと私は予想していましたが、今のところその様子は見られません。考えが甘かったです。

記事で解説されているように、ロシアに対する各国の制裁はさらに強化されています。ウォーセッション入りは現実的になりそうです。

今後、供給面、成長がさらに悪化する場合、株式市場への打撃をDavid Roche氏は予想しています。今年中に、ある程度大きな株価調整があるかもしれません。それを期待し、様子見を続けたいと思います。

以上

 

◆参考文献

CNBC、"This isn’t a recession – it’s a ‘war-cession,’ top strategist says. Here’s why it’s different"

https://www.cnbc.com/2022/04/11/this-isnt-a-recession-its-a-war-cession-david-roche-says.html?&qsearchterm=war-cession