アメリカ株への投資を簡単に理解できるブログ

アメリカ株への株式投資で副収入を得る方法を、わかりやすく簡単に理解できるブログを目指します。

アメリカではサブスク契約者数が減少傾向、消費者の習慣が変わりつつあるようです

4/29付のReutersの記事を読みました。アメリカではサブスクリプションサービスの契約者数が減り始めており、消費者の習慣、市場が変化していると、記事は解説しています。以下要約です。

 

◆要約

・インフレは止まらず、消費者の実質所得は減少。これに伴い、人々は支出内容を見直さざるを得なくなり、サブスクリプションサービス(以下、サブスク)への支出減少に繋がる可能性あり。

・先日のネットフリックスの発表がその証明になった。同社が発表した決算内容によると、同社の会員数が初めて減少に転じる。同社によると、減少は加速する可能性もあるとのこと。

ワーナーブラザースディスカバリーが提供する動画配信サイトは、サービス開始から1か月で同サービス停止を発表。

・2021年7月、サブスクの新規契約数が平均解約数を下回る(トゥルービル、アメリカのサブスク管理アプリ提供企業)。これは、トゥルービルが2015年に創業して以来、初めての事。

・2022年3月、サブスク契約者数の内、新規契約者は4.4%(前年同時期は7%)。同時期の解約率は10.4%(前年同時期は5.6%)。サブスク市場のピークは過ぎた可能性あり(トゥルービル)。

アメリカのサブスクは、ビジネスソフトウェア、語学、動画、エンターテイメントなど、様々なものが提供されている。新型コロナウイルスの感染が拡大する中、消費者はサブスクへの支出を拡大。旅行、各種イベントなどへの支出を控えて、貯蓄があったため。

・2022年1月、ウェルスリフトドットコムは1,030人の成人を対象にサブスク契約状況を調査。動画配信(96%)、音楽配信(80%)、料理宅配(57%)、美容健康(51%)、その他(56%)という結果。%は最低でも1件を契約していると返答した人の割合。対象の年齢層は幅広い。

・現在消費者はサブスク契約の内容を見直している段階。インフレにより現金の価値が低下しているため、また、娯楽、旅行などが正常化へ移行中。

・直近のアメリカ失業率は3.6%。3月のアメリカ小売売上高は前月比+0.5%だが、ガソリン需要の伸びが押し上げた。同月のオンラインでの消費金額は、過去1年数か月では初めて前月比マイナスに。

・3月の消費者物価指数(CPI)は前年比で+8.5%。一方で、名目賃金の伸びが前年比+5.8%とCPIの伸び率を下回る。この下回っているという事実が重要。

新型コロナウイルス感染が拡大する中、ハイテク株は大きく上昇していたが、最近は大きく下落。ハイテク銘柄はサブスク契約と同様、株式市場では過剰に資金が投資されていた分野。

・ナスダック指数は21年11月に最高値を付けた後、23%下落。S&P500指数は22年1月に最高値を付けた後、13%下落。(ハイテク銘柄中心の)アーク・イノベーションETFは今年に入り46%下落。

・消費者は出費が増えたため、支出先を再考。結果、削りやすいサブスク契約がターゲットになっている。消費者の心理、行動は変わり始めている(ケーン・アンダーソン・ラドニック、アメリカの投資ファンド)。

・アマゾンドットコム、テスラなどではなく、P&G、ウォルマートなどのような生活必需品銘柄への投資を投資家へ推奨。消費者が必要とするものを取り入れ、必要としないものは手放す。単純な考え(アンドレーズ・ステノ・ラーセン氏、独立系のストラテジスト)。

 

アメリカでは、サブスクサービス市場のピークが過ぎた可能性があるとのこと。先日のネットフリックスの決算内容がそのサインになったようです。

経済が正常に戻るにつれ、支持される銘柄も変わっていきますので、年内の各企業の決算内容には注目したいと思います。

サブスクに限らず、気付かないうちに需要が減ったり、増えたりするものが出てくるかもしれません。銘柄選定の際は、この辺りを意識したいと思います。

以上

 

◆参考文献

Reuters、"コラム:サブスクに陰り、ネトフリ会員減が暗示する経済の行方"

https://jp.reuters.com/article/idJPKCN2MK08N