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半導体メーカーのブロードコム、ソフトウェア、クラウド事業を取り込み、さらなる成長を目指す

5/27付の日経新聞の記事を読みました。半導体メーカーであるブロードコムによる、ソフトウェア企業のVMウェア買収について解説されています。以下要約です。

 

◆要約

ブロードコムはソフトウェア企業であるVMウェアの買収を発表。金額は610億ドル、買収完了時期は2023年10月の予定。

VMウェアは(複数のハードウェアを統合し、効率的にコンピュータシステムを稼働させる)仮想化技術を他社に先駆け、世の中に出した企業。アマゾンドットコム、マイクロソフトとも提携し、クラウド業界を支えている。

クラウド市場の成長率は年20%が今後も見込める(ガートナー、アメリカの調査会社)。ブロードコムはこの点に注目。

ブロードコムの主要戦略はM&A。同社のCEOであるホック・タン氏は、2006年にブロードコムの前進でるアバゴテクノロジーのCEOに就任。売上高は2011年10月期に23億ドル、2021年11月期には275億ドルまで拡大。

・2018年、ブロードコム(当時、本社はマレーシア)はクアルコムの買収を図ったが、アメリカ政府の介入でとん挫。以降、同社はソフトウェア業界に注目し、買収を継続。

<図>ブロードコムのソフトウェア企業のM&A推移

(出典:日本経済新聞

VMウェアの技術は、企業が(自社サーバーとクラウドを併用する)ハイブリッドクラウドを運用する際によく使われる。同社はアマゾン、マイクロソフトとも提携しており、今回の買収により両社との事業に影響が出る可能性も。

VMウェア買収が完了することで、ブロードコムの売上高は1.5倍、金額は400億ドル、ソフトウェア事業の売り上げ構成比は約半数に。

・ここ数年、ブロードコムだけでなく、クラウド関連事業の買収が続いている(下記表参照)。

<表>クラウド関連事業の買収例

(出典:日本経済新聞

ブロードコムは、買収した企業にかなりのコスト削減を課す。そのため、投資に十分な費用をかけない可能性があるという声もある。同社の優先事項は短期的な利益。長期投資はその次(アメリカの政府機関)。

・5/26の会見で、CEOのホック・タン氏はR&Dへの継続投資を明言。ただ、市場がどう受け止めるかは不透明。

 

アメリカ株への投資を始めてから、私はブロードコムに関心を持ち始めました。ただそれは、同社の事業内容というよりも、リターンの高さからですが(^^; 増配率も相当高いです。

半導体業界での買収継続は簡単ではないようで、代わりにソフトウェア企業を買収しています。半導体事業との相乗効果があるかはわかりませんが、ブロードコムとして成長が続くなら大歓迎です。

気になるのが、記事内で解説されている「必要な投資まで削減する」という指摘です。これが事実なら、長期的には不安が残ります。この指摘は心に留めておきます。

また、今回のような報道をきっかけに、ソフトウェア業界の知識も深めたいと思っています。私は同業界には疎いため、まずは企業名から学び、視野を広げていきたいです。

以上

 

◆参考文献

1)日本経済新聞、"ブロードコムソフト会社足場に 「買収王」9兆円投入"

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN274ZC0X20C22A5000000/

2)FUJISOFT、仮想化の基礎知識、"仮想化とは"

https://www.fsi.co.jp/solution/vmware/knowledge/virtualization.html#:~:text=%E4%BB%AE%E6%83%B3%E5%8C%96%E3%81%A8%E3%81%AF%E3%80%81%E3%82%BD%E3%83%95%E3%83%88%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A2,%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%AB%E8%A6%8B%E3%81%9B%E3%81%8B%E3%81%91%E3%82%8B%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82