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消費者が時間を費やすメディアが、テレビ→動画配信サービス→モバイルエンターテインメント、ゲームへ

6月5日付のバロンズダイジェストの記事を読みました。SBI証券のウェブサイトに掲載されているものです。メディア業界の見通しに関する専門家(リッチ・グリーンフィールド氏)の見解が記事になっています。同氏はライトシェッドパートナーズの経営者で、同社はテクノロジー、メディア、通信業界専門のアメリカの投資調査会社です。以下、記事の要約です。

 

◆要約

・消費者の、従来のテレビからインターネットテレビへの移行は継続中。しかし、テレビの需要は減少傾向で、視聴契約数も減少中。

・ネットフリックスの契約者数はまだまだ伸びるが、今の競争環境を考慮すると、ここからの成長率は市場が予想するよりも遅くなる可能性あり。コンテンツが一番のネック。

・ディズニーによるネットフリックス買収を提案する。ディズニーは(マーベル、ルーカスフィルムピクサーなど)コンテンツが強力。テーマパーク、消費財などでもコンテンツの需要が支えられる。ネットフリックスはストリーミングでは業界No.1の資産を持ち、相乗効果が期待できる。

・ディズニーが保有するABC(アメリカのテレビ放送局)、及びESPNアメリカのスポーツ専門チャンネル)の価値は減少していると考える。スポーツの放映権料は上昇を続け、また、テレビ放送の価値は今後減っていく。

・ディズニー+(動画配信サービス)のユーザーはロブロックス(RBLX、ゲームサービス)も利用する。多くの時間を使う。そのため、ロブロックス、エピックゲームズの買収を推奨する。大きな変革のきっかけとなる。

コムキャストの経営は厳しい。ケーブルブロードバンド事業の成長が鈍っているため。スカイ衛星テレビ事業、及び(子会社のピーコックが運営する)動画配信事業も厳しい。後者は25億ドル/年の赤字。コムキャストは(マイクロソフトが買収した)アクティビジョンリザードの買収を試みていた。

ベライゾンコミュニケーションズ、TモバイルUS(TMUS)は家庭用5Gサービスを売込中。

・ユーザーが(TikTokなど)モバイルエンターテインメント、ゲームへ費やす時間を増やし、動画サービスへの時間を削減しているという調査結果がある。

・消費者のTikTok支持により、フェイスブック、インスタグラム上で使われる時間が減少している。

TikTokのユーザーは10億人。対象は広い。成長率も脅威。リソースはほぼ無限。ユーザー自身もコンテンツを創る。TikTokでのコンテンツ作成は簡単で、楽しいもの。これにメタは対抗する必要がある。

・推奨する銘柄はスポティファイ(SPOT)、ツイッター、ライブネーションエンターテインメント(LYV)、エンデバーグループホールディングス(EDR)。

・スポティファイは大手が注力していないオーディオへ集中。数億人のユーザーを持つ。ライブネーションエンターテインメントはコンサート運営、チケット販売を行う。エンデバーグループホールディングスは子会社を介し、ライブイベント運営、及びタレントマネジメントを行う。消費者には外出欲求がある。

 

消費者が時間を費やすメディアが、テレビから動画配信サービスへ、さらにはモバイルエンターテインメント、ゲームへ移っている可能性があると解説する内容でした。

この記事は読んでよかったです。人々が時間を費やす場所に、広告費などお金もついて回るので、消費者が支持するメディアには関心を向けたいと思います。個人的には興味はありませんが(^^;

世の中は動いており、企業が勝ち続けるのは簡単ではないことも改めて認識しました。大手ハイテク企業も安泰ではないようです。今後の銘柄選定に活かします。

以上

 

◆参考文献

SBI証券、バロンズダイジェスト22年6月5日号、"メディア業界、パンデミックで新たな波乱"

https://global.sbisec.co.jp/invest/us/barrons/DJ202206061.pdf