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さらなる株価下落、及び景気後退入りが想定されています

Reuters(6/16付)とBloomberg(6/18付)の記事を読みました。広い範囲で株式含む資産が売られていること、及び景気後退入りの可能性について解説しています。以下要約です。

 

◆要約

>>>>>Bloomberg

・今回S&P500指数は過去7営業日で5営業日下落。同指数を構成する企業の9割以上が下落。5営業日下落したのは今回が初めて。広範囲で売りが続いた。

<グラフ1>過去7営業日、S&P500銘柄の9割以上が下落した日数

(出典:Bloomberg

・株式よりはましだが、アメリカ国債社債、商品など、その他全ての資産価格も下落。ここまで多くの資産が売られるのは2013年以来。

・弱気相場が終わる時は、必ず極端な大幅下落で終わるというわけではない。通常の株価下落が長く続いて終わる場合もある。

<グラフ2>過去2週間の主要金融資産の下落割合

(出典:Bloomberg

・資金の退避先がない。この状況に慣れていない人が大半。バリュエーションが下落中。金融資産の全て、そして実物資産にも下げは波及する(CAPTRUST、アメリカの投資助言会社)。

・現在、世界の中央銀行が金融引き締めに動く。ここまで積極的なのは1980年代以降初めて。アメリカの消費者物価指数(CPI)が市場予想越えでインフレのピークアウト論は消え去り、景気後退への懸念が増している。

>>>>>Reuters

ボラティリティは高いまま。リスクオフが続く(Tロウ・プライス、アメリカの投資ファンド)。

FRBアメリカ経済をソフトランディングさせることができると考えている。しかし、それは難しいとの意見が拡大中。ウェルズファーゴドイツ銀行モルガンスタンレーなどは景気後退の可能性が高まっている事を警告。

FRBによる金融引き締めが加速すれば、経済には悪影響。景気後退の可能性が高まれば、2023年夏での利下げもあり得る(ING、オランダの金融機関)。

FRBはインフレ対策に後れを取っている。FRBの政策ミス。ソフトランディングの可能性は低下中(Angeles Investment Advisors、アメリカの投資銀行)。

・リスク資産にとって、FRBの方針はマイナス。FOMC後、失業率予想は上昇。景気後退の可能性は高まった(Macro Intelligence 2 Partners、マクロ経済調査会社)。

・景気後退と弱気相場が重なる場合、同相場の期間はより長期化する。株価の下落幅の中央値は約35%(ビスポーク・インベストメント・グループ)。

・2022年内~2023年初めに景気後退入りした場合、さらに株価は下落する(ライトハウス・インベストメント・パートナーズ)。

・株価見通しのコンセンサスはない。インフレのピークはまだ。FRBはさらに金融引き締め姿勢を強化する可能性あり。我々はかなり慎重(Macro Intelligence 2 Partners)。

 

2つの記事とも悲観的な内容でした。さらなる株価下落、及び景気後退入りの可能性上昇を解説しています。

ウクライナ紛争は変わらず続き、地政学リスクは高まっており、世界経済は厳しい方へ向かっていると感じます。

経済は厳しくなりますが、株式を運用する個人にとっては追加投資する良い機会が来ました。株価(評価益)が大きく下落していることもり、目標の現金比率20%も間近に迫ってきました。

円安だけが難点ですが、それを考慮しても割安そうな銘柄が出てくると思います。7月中旬から主要アメリカ企業の四半期決算発表が始まりますが、その前に警戒から株が売られるかもしれません。少し期待して待ちたいと思います。

以上

 

◆参考文献

1)Bloomberg、"売りの幅広さで前例のない相場-大恐慌までさかのぼるデータが示す"

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-06-18/RDN77HT0G1KW01

2)Reuters、"焦点:米大幅利上げで高まる景気後退懸念、波乱に身構える市場"

https://jp.reuters.com/article/idJPKBN2NX0HG